ニワトリは一度だけ飛べる(『週刊朝日』連載、2002〜2003年)

読了。きのうの日記に書いたことと合わせてまとめをしたい。
連載は全25回。始まりが2002年9/13号、最終回が下に書いたように2003年3/7号。
舞台はとある企業。酒井、羽村、中川はイノベーション・ルーム、通称イノ部屋へと送り込まれる。そこは、仕事などあってないような閑職部屋。送り込まれた人間は、だんだんとだめになっていく。辞められるものなら辞めたいが、各人そうはいかない事情がある。どうにかしてこの状況を変えねばならない。そんな日々の物語。
重松清でこの題材だが、中年の悲哀は強調されず、むしろ、どうなるのかと気になるストーリー展開で読ませる。「とんび」とは違い、この作品が単行本となって日の目を見ることはなさそう。
9/27号:第一章(3)
10/4号:第一章(4)
10/11号:第二章(1)
10/18号:第二章(2)
10/25号:第二章(3)
11/1号:第二章(4)
11/8号:第三章(1)
11/15号:第三章(2)
11/22号:第三章(3)
11/29号:第三章(4)
12/6号:第四章(1)
12/13号:第四章(2)
12/20号:第四章(3)
12/27号:第四章(4)
1/3、10号:第五章(1)
1/17号:第五章(2)
1/24号:第五章(3)
1/31号:第五章(4)
2/7号:最終章(1)
2/14号:最終章(2)
2/21号:最終章(3)
2/28号:最終章(4)
3/7号:エピローグ

『小学六年生』

「星のかけら」という小説を連載しているそう。おそらく、4月号からだと思われる。読むことができたら、感想でも書こうと思う。
http://netkun.com/magazine/sho6/04/