とんび(東京新聞夕刊、2004年)

ようやく読了。全212回、1回分コピーするのが15円だったから、212×15=3180円も費やしたことになるのか。
まとめをしておくと、連載開始が2003年10月20日付、終わりが下にあるように2004年7月10日付。
田舎でトラック運転手をしているヤスさんと、その息子アキラを中心に話が進む。アキラの母親である美佐子は、アキラがまだ幼いとき、事故でなくなってしまう。ヤスさんは、その事故の原因をアキラにどう伝えようか迷い続けるのだが、その間にもアキラは成長していく。
やがて高校へ進学。アキラは東京へ出ていきたいという思いを持つ。その後は、大学生活、卒業、就職、そして結婚と続いていく。このように、いわば私小説ともいえる内容になっている。
いまは単行本化されずにいるけど、ゆくゆくはしてくれそうな題材だと思う。
7/1:ふるさと(七、あらすじつき、連載204回目)
7/2:ふるさと(八)
7/3:ふるさと(九)
7/5:ふるさと(十)
7/6:ふるさと(十一)
7/7:ふるさと(十二)
7/8:ふるさと(十三)
7/9:ふるさと(十四)
7/10:ふるさと(十五、連載212回、完結)

大槻ケンヂのblogより

帯のコメントを重松清が書いたそうだ。
http://blog.so-net.ne.jp/o-ken/2006-04-24