積読本がたまる理由〜私の場合〜

いまざっと数えてみたら60冊ぐらいあった。1年あたりの読書数が100冊ちょっとであることを考えれば、これからしばらく本を購入せずとも、読む本には困らない計算になる。でも、きっと買っちゃうだろう。なぜか。
まずひとつめの理由。書店で本に対面する。気になるので、ちょっと手にとって中身を眺める。買ったとして、読むか読まないかはわからない。でも、読まないとはいいきれない。だから、買っておく。今後読むかもしれないと思ったことを忘れないために。
つまり、この場合、本を買うことはメモ代わりなのだ。だから、blogで「読みたい本メモ」というのをやる人の気持ちがよくわかる。
もちろん、私もそれにならえば、お金が節約できるだろう。しかし、本のタイトルを家まで覚えて帰る自信がないのだ。悲しいことに。
あるいは、こういう理由もある。読むべき本を見つけた。将来的には読むのが望ましい内容である。しかし、買うのを先伸ばしにすると、ほかの本の順位が優先されてしまい、結果読まずじまいになるかもしれない。だから、購入することで、自分に対して読むようにプレッシャーをかける。でも、また新たに購入された読むべき本に優先順位を越されて読まなかったりする。
こんなふうにして私の積読本はたまっていく。まあ、出版業界に貢献しているという意味ではいいことなのかな。