中原昌也ライブ&サイン

17:45ぐらいにNADiFFに着いたら、中原さんはフツーに準備をしていた。フツーにというのはつまり、取り囲まれたりしないで黙々と、という意味で。
18:00スタートの予定だったが、10分ぐらい遅れて開始。「中原です。きょうはライブ&サインということで。そんなたいしたことじゃないんですけど」といったそっけない調子で演奏が始まる。
サインがほしい人は、演奏中に前のほうにいってしてもらう。開始15分後ぐらいに、女性が出ていく。中断してサインをする中原さん。続いて男性。明らかに業者だ。袋から4冊ほど取り出して、サインをもらって、すぐに出ていった。
そして演奏に戻っては、求めに応じてサインをするの繰り返しで、18:45ぐらいに終了。まだの人がずらっとサイン求めて並ぶ。『名もなき孤児たちの墓』を買って、私もそれに混じる。
「お名前は?」
「○○と申します」
難しい名前なので、どうやって説明しようか頭の中で考えていたら
「カタカナでいいですか?」
ときた。
「あ、はい、いいです」
中原さんにサインをもらうのは2回目だが、為書してもらうのは初めて(前回は隣にいたモブさんがしてくれた)。いい記念になった。
ところで、このイベント、予定では20:00まで。1時間以上を残して終わりなのかと思いきや、店員がこれからくる人がいるかもしれないからといったことを説明して、再度演奏開始。店内に響き渡る音のなかで立ち読みを楽しむ。そうして、19:40過ぎ、ふたたび何人かにサインして終了した、ようだ。というのは、そこで出ていってしまったから、その後どうなったのかは知らない。