講演

きのう18:30から2時間、恵比寿ガーデンホールにて。最初の30分が、重松さんによるイントロダクション。その後、森永卓郎とのトークセッションという2部構成。
このイベントは、21世紀活字文化推進プロジェクト(http://katsuji.yomiuri.co.jp/)がやっている「新!読書生活」の第5回。タイトルは「格差社会を豊かに生きるには」。
3月21日付読売新聞朝刊に、この日の模様が掲載されるということなので、詳細は端折る。格差社会とはそもそも何なのかに始まり、幸せの感じ方、社会の変遷、ホリエモン少子高齢化などを軸に展開し、最後に、この時代をどう生きていくかという話でまとめた。
重松さんは、講演のツカミで決まって笑いをとりにくるのだが、いつも違うネタを用意している。たぶん、会場までいく電車の車中で考えてるんだろうな。今回は、「イントロダクションということで、まだ前段階。トイレとか、間に合いますから」というものだった。
イントロダクションの締めに、「森永さんと僕とは体型がとても似てる」と話したのだが、そろって入ってくるふたりが本当にそっくり。それを見て、会場からは笑いがこぼれる。体型のみならず声も似ていて、下向きながらメモを取っていると、あれ、いまどっちがしゃべっているんだろうとなることがしばしば。
話もそんな感じでなごやかに進み、ときに笑い、ときに考えさせられで、刺激的な2時間だった。

サンデー毎日』3/12号

「あすなろ三三七拍子」が最終章だった。もうすぐ終わりか。