古田敦也の講演会

聞き手は三宅正治。ピンで十分に講演できる人物がふたりもそろっては、「2000人の応募があった」というのにもうなずける。
主会場の14号館201教室に入れるのは、スポーツ科学部の学生と関係者だけ、ほかは大隈講堂で同時中継を見ろということだった。しかし、申し込みが早かったということで、幸いにも私は主会場に入ることができた。詳細な内容については、すでにほかの方が書いているので省く。
三宅さんが「古田さんは監督として何をやりたいのか」という趣旨の質問をした際、古田は「トータルにバランスよく」みたいな答えをした。
結局、何もプランがないんじゃないのか、それで優勝できるほど甘くないだろう、なんて一瞬思ってしまったが、そんなわけはない。たとえば、複数ポジション制だって打ち出しているし(この話はなぜか出てこなかった)。まあ今後、キャンプ、オープン戦と進んでいき、課題が見えてきたときには、何をやりたいのかも、はっきりするのかもしれない。
対談の途中では、小宮山悟代ゼミOB、浪人して早稲田へ)が壇上にあがってトークへ加わるといううれしいサプライズがあった。
最後に「紺碧の空」と「校歌」。これらを観客がいっしょになって歌えるので、主会場に入ることができて、心からよかったと思う。