NONFIX

12月4日早朝(というか未明か)に放映された回は、韓国における日本小説のブームに迫ったものだった。
山田あかね(ブログ:http://yaplog.jp/akane-y-dairy/)という作家が、無名の自分の著作が韓国語に訳されたのを機に、その原因を探るところから出発。
韓国のクィヨニというベストセラー作家にインタビューしたり、日本文学を学んでいる学生に疑問を投げかけたり。正直なところ、ドキュメンタリーとしてまとまりがないように思えた。
番組中、知識旅行社という日本の小説を翻訳している会社が紹介される。「(日本の小説で)気になった本は読者の(アマゾンの)レビューまでチェックする」というナレーションつきで触れられていたのが、『その日のまえに』。「文藝春秋から『その日のまえに』という本が出てるんですけど、これはどうですか?」と、どこかに電話をかけていた。実際に韓国語にはなるのだろうか(あるいはなったのだろうか)。