手賀沼公園

大学の授業の関連で、シンポジウムを聞くために常磐線に乗って、我孫子へ。といっても、シンポジウムよりも小旅行がメイン。
会場になっているアビスタホールという施設が、手賀沼に近接しているので、そのあたりを散策した。
沼をうまく活用して公園が作られているのだが、ここはいい。のんびりできるし、水辺で気持ちいい。貸ボートもある。おまけに、好天で水面がきらきらと輝いている。欲をいえば、もう少し暑いころにきたかったな。ちょっと風が肌寒かったから。
アビスタホールは、図書館+行政センターみたいなところで、その綺麗さからは、我孫子市が金持だということを感じさせる。驚いたのが、館内に置いてある施設案内用の端末で、インターネットができてしまうことだ。図書館の中で申し込みをして使えるインターネットコーナーみたいなのは、わりとどこの自治体にもある。けど、部外者がふらっと訪れて、何の申し込みもなしに使えるってのはすごい。
シンポジウムは、自治基本条例についてのもの。前半はただ資料を要約してしゃべってるだけで、おまけに私はそれを予習で読んでいたので、ほんと退屈。
後半になって、市長が加わったのだが、頭のよさ、話のうまさに感心しきり。
「多選を禁じる(自粛する)条例を設ける最大の理由を、癒着が起きてしまうからということにはしたくない。そうではなくて、人によって強い分野というのは違うんだから、何十年も同じ人がやらずに、異なった人が特色を発揮していったほうがいい」ということを市長はいう。多選禁止って、そういう視点からも考えられるんだなと、とても参考になった。