『松浦亜弥【美・少女日記】Ⅰ』(DVD)

2000年10月から12月にかけて、深夜帯(たしか0時台だったと思う)でやっていた1話5分くらいのドラマをまとめたもの。
当時、たまにこの番組は見ていて、あっ、鎌倉の風景だ、という感じだった。それでいまになって、なんとなくじっくりと見てみたいなと思い購入。
ストーリーは、あるようなないような。松浦亜弥(役名同じ)が、七里ヶ浜のあたりに引っ越してくる。転校したばかりで、しばらくはなじめないけど、だんだんと溶け込んでいく、というぐらいの話。
もっともタイトルにあるように「日記」なので、ほかの生徒は出てこない。セリフもたまにしかなく、本人による語りがほとんど。
松浦が「宝島」と呼んで、気に入っている空き地があるのだが、ここが移り変わり、それにあわせて変化していく心境が、ドラマを魅力的なものにしているなあと思った。
終盤に入ると、なんか回数合わせのような、どうでもいい内容のところがあったので、そこは減点か。それと、メイキングも合わせて3時間49分ってのは長すぎるよなあ。やっぱり、DVDでまとめて、ではなく、1話ごと見るのに適している。
監督・撮影は今関あきよし。いまはどうしてんだろう。ムショのなかなのかな。
Ⅱも同時に購入したが、こちらの舞台は鎌倉ではなく沖縄。買わなきゃよかった。まあ、せっかくだから見るけど。