『早稲田学報』10月号

興味ある内容なので、生協で買おうと思ったが、もう売ってない。しょうがないので、図書館で読んだ。
巻頭エッセイは角田光代。角田さんが大学時代について書いたエッセイは、これまでにもいくつか読んだが、ストレートに早稲田について触れたもの見たのは、これが初めてだと思う。
特集は「ワセダをたべる」。いまもあるお店のことが中心。TOKIWA、みづ乃、ライフ、高田牧舎、三朝庵、金城庵…。あとは校友の方々の食事の思い出。
特集の中で、江上剛が「金がなくても幸せな時代」というエッセイを書いている。なんでもオトボケのジャンジャン焼き定食に思いいれがあるそうで、江上さんを少し身近に感じることができた。
特集以外では、三田誠広早稲田文学の今後「平岡篤頼先生の遺志を継いで」という文章を書いている。平岡先生の話というよりも、『早稲田文学』を継続していくことをご理解下さい、みたいな内容。ビジネス感覚のない私には、まったく思い当たらなかったことだが、「赤字ならやめてしまえ」みたいな批判もあったのかな。