清水博子著『カギ』(集英社)を購入する

何を買ったかなんて、なんの情報価値もないから、なるべく書かないようにしているんだけどね、普段は。
1週間前ぐらいに、この人のことを検索し、一風変わった作風だということで、興味を持っていた。きょう、生協のブックセンターの新刊コーナーにこの本があったので、棚から抜いて、何気なしにめくってみた。あまりの衝撃にうわっとなった。
著者の写真がすごいのだ。豹柄コート、ミニスカートにブーツで、階段に腰掛け、なまめかしくこちらを見つめている。1968年生まれの女が、だ。「ブックデザイン――鈴木成一デザイン室」が脇に追いやられるぐらいの存在感…。迷うことなく、レジまで持っていった。こんな体験、『インストール』以来だなあ。
ほかの作品の写真はどうなってるんだろうと思い、高田馬場芳林堂書店をのぞく。しかし、『カギ』のほかには『処方箋』のハードカバーのほうしかなく、こちらには写真がなかった(ちなみにこの本も鈴木成一デザイン室)。
ああ、早く読みたいな。下はWEB本の雑誌における『カギ』の書評。
http://www.webdokusho.com/shinkan/0505/t_3.htm