丸善丸の内本店で気になった本など

語源blogが本に

湯元俊紀著 『語源ブログ ネットで探るコトバの由来』(アメーバ・ブックス)だ。
このblogは、ちゃんと見てないけど、そんなたいしたことないんだろうなと思っている。以前、童貞・処女はなぜチェリーなのか、を疑問に思って検索した(id:amanomurakumo:20050211)。その際のリンク先で、語源blogは、cherryという単語にそういう意味があることを調べておしまいにしている(そして、そのまんま、この本に掲載されている)。
だけど、多くの人にとって、そんなのわかりきったことではなかっただろうか。そして知りたいのは、なぜ処女だとか童貞だとかいう意味がそこから出てくるのか、ではないのだろうか。
というわけで、たったひとつの記事から、語源blogをしょうもないものと判断している私であった。

『疾走』(角川文庫)の無様さ

この本は、上巻と下巻が横並びになって、ひとつのイラスト(by Phil Hale)になる。だけど、普通みんな上巻から買っていくから、隣にある下巻との間に段差ができて、非常に見苦しい。書店員さんは、高さが均等になるように、売れていったら適宜、追加してほしいものだ。

明日の記憶』『君たちに明日はない

帯が「山本周五郎賞受賞」のものになっていた。ようやく。

青山静男『少女たちの日々へ2』

帯文に、なんかかっこいいことが書いてあった。それで手にとったのだが、見方によってはただのロリコン向け写真集にも思える。