文学的な場所?大磯へいく

対岸の彼女』や『私が語りはじめた彼は』*1に、この地名が出てきたり、最近発表された高額納税者ランキングで春樹の住所がここになっていたりして、ちょっと興味を持っていた場所だった。
鎌倉から自転車を2時間くらいこいでいく。結果からいうと、とりわけ文学っぽさを感じたということはなかった。でも、平塚から大磯に入ったぐらいから、コンビニや郊外型の(駐車場を広く取ってある)レストランみたいなのが、ぐんと減り、田舎だなあという風景が続く。東海道線沿いで東京から一番近くにある田舎というのが、小説でよく書かれる理由なのだろうか。
で、何しにいったかというとバイト。大磯におそらくひとつだけあるホテル。隣の二宮に、元オーナーの自宅があるから、こんな辺鄙な土地にもホテルがあるのかなと、ふと思う。
4時間ほどぶっ続けで動き続けたから、正直なところ疲れた。腰がいたい。手の皮がむけた。左足のすねが腫れている。でもまあ、年取ったら力仕事は出来ないから、けがするのは、若者の特権かな。

*1:余談だけど、しをんさんは箱根駅伝を書きたいといっていた。神奈川を好む理由が、何かあるのかな。