森中玲子さん講演会「アンデスを飛ぶ」

きのう16:00より、大隈小講堂にて。彼女は早大航空部OGで、今年1月、「グライダーによる長距離飛行の女子世界記録を打ち立てた」という人。まったく私の知らない分野だけど、著名な方のお話を聞いて見たいのと、あと小講堂のほうに入ったことがなかったので、どのぐらいの広さなんだろうという興味もあった。
森中さんは、夫の祐治さんと一緒にお越しになっている。最初に法学部と理工学部の教授が、挨拶というか紹介をしていたんだけど、その間、最前列の席で待っている夫婦が、仲むつまじく、とてもいい感じだった。
夫妻が紹介されて、壇上に上がる。最初に書いたけど、玲子さんは早大航空部OG。けど、祐治さんは慶大の航空部OB。玲子さんが夫を「敵陣に乗り込んできた」と紹介して、場内が沸く。
講演はずっと玲子さんがしゃべって、夫の祐治さんは隣に座っている。話は彼女の自己紹介、グライダーとは何なのか、そして、このたびのアンデスにおける長距離飛行への挑戦、その模様が取り上げられた報道ステーションの放映と進んだ。
彼女は普段、パンやベーグルを売っている外資系企業セレーリアのOLで、営業を担当している。商品が、生協の戸山カフェテリアでも売られているそうで、その営業トークをしてくれて、またまた場内笑い。とても気さくな方で、説教臭さの一切ない楽しい講演だった。
空から見る地上がとても美しいんだなってことと、趣味を同じくする夫婦はうまくいくということを学んだ。
下は挑戦の記録などが書かれたblog。ベーグルの話も。
http://blog.livedoor.jp/gliding21/