ネットで見られる重松清の講演(無料)

http://www.marsflag.com/を検索していて気づいたんだけど、昨年5月に日本女子大学でおこなわれた重松清の講演(全70分弱)を、ネット上で見ることができるようになっている。要会員登録だが無料で、わずらわしい手続きはない。必要事項記入して送信すると、すぐにメールで会員番号が送られてきて、視聴可能に。
http://lcc.jwu.ac.jp/KOUZA/kouza_03vod.html
最初から見ると、右側の部分が白で、画面構成が変に感じるが、話の進行に沿って、ホワイトボードに書いたことが表示されるようになっている。
章立て(以下参照)がされていて、適当なところから見直せるようになっている。忙しい方は細切れに見てみてはいかが。最初のつかみのとこだけでも、けっこう面白い。
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『ヒナゴン公式ファンブック Dear HINAGON 親愛なるヒナゴンへ…』(ザメディアジョン)

予約した人には、4月の終わりから5月の始めの一般販売に先がけて郵送してくれるという、うれしいサービス。早期予約特典のシールもいい感じ。
ロケ地案内、撮影日ごとの撮影日誌、伊原剛志井川遥のインタビュー、登場人物紹介、重松清、渡邊孝好監督へのインタビュー、映画の全シナリオなどが収録されている。
映画のファンブックというと、ほとんど写真集同然のものをよく見かけるけど、この本は文字もたっぷりで楽しめた。

文藝春秋』4月号

「消えた『昭和』」という特集があって、全27人がものをテーマに書いている(それに加えて3人が昭和について対談)。
重松清はナイフを題材に「僕たちは、なめていた」という文章を寄稿。
私は1983年生まれだから、もうナイフなんか使わず、鉛筆削りだった。けど、小学校2年ぐらいのときだったか、小刀を図工の授業で手にし、鉛筆を削った覚えがある。あれは何だったんだろうな。その小刀は普通に家に持って帰ってきた。今だったら危なくて、そんな授業しないかもなと思った。