レア・プール監督作品2本立て

早稲田松竹にて。祝日ということもあってか、けっこう客が入ってた。

翼をください

母親をなくしたメアリーは、女の子ばかりの寄宿学校に入れられる。そこに待ち受けていたのは、同室になったトリーとポーリーというレズビアン。機会さえあればキスをし、夜になれば抱き合う2人に、メアリーは、違和感を覚えながら、新天地での生活を始める。
映像のつくり、役者の演技、音楽、どれをとっても素晴らしかった。R指定にはなってないけど、過激なシーンの連続で、飽きさせない。芸術としてもエンターテインメントとしても成功だといえると思う。

天国の青い蝶

昆虫学者のオズボーンのもとに、車椅子に乗っているにもかかわらず、ブルーモルフォという珍しい蝶を見るために、ジャングルに連れていってくれというピートという少年がやってきた。ピートの思いは通じ、蝶探しの旅に出ることになる。
翼をください』が大味なストーリーだっただけに、こちらはちょっと物足りなく感じた。映像も音楽も。しんみりしているときにみたら、ちょっと勇気というか、冒険心をもらえる映画じゃないかな。子役の演技はよかったと思う。そのぐらいの感想しか持つことができなかった。
http://www.bluebutterfly.jp/