エスカレーター

地域によって、追い抜く人のために右側を開けるか、あるいは左側なのか、という問題について、きょうの朝日新聞朝刊で、五木寛之が書いている。それによると、香港では関西式(左側が追抜)、札幌は好き勝手らしい。
私がエスカレーターに乗るのは、ごくまれに百貨店などで、上のほうの階にいくとき、あるいは、駅で階段が併設されていないエスカレーターのみの昇降口(?)だけ。なぜかというと、階段を1段置きにのぼったほうが、明らかに速いから。エスカレーターを使って、横を追い抜いていく行為は、「急いでるんだよ、けど、階段上るのは辛いなあ」という傲慢さを感じる。id:hkondoさんは、2004年11/28の日記で、

急いでいるなら階段を使って何段か飛ばしてでも自力で登ればいいんじゃないかと…。 ってここまで書くと多分かなり顰蹙買いそうですね。

とお書きになっているけど、まったく顰蹙は買わないと思う。階段を上る程度の運動もしようとしない人間たちの老後が心配だ。