北野圭介著『ハリウッド100年史講義 夢の工場から夢の王国へ』(平凡社新書)

映像文化論という授業の教科書になっているので、読んでみた。歴史と映画がこれほどまでにからみあっているということがわかり、とても興味深かった。例えば、第1次世界大戦勃発以前は、フランスやイタリアが映画界で幅を利かせていたけど、両国は戦争で映画作りどころでなくなり、一躍アメリカが抜きんでたことなど。