雑記

土曜日は10:40から授業がある。たいてい大学には10:10ぐらいに着くので、いつもは生協のブックセンターにいって時間をつぶすのだけど、今日は直接に教室に行った。こんな早い時間に行っても、誰もいないだろうなと思って、ドアを開けてみると、ひとりいた。しかもその人がいた場所が、左の列の前から2列目という、いつもであれば私が座っているところだ。もちろん大学の授業なんて、席は自由だから、ここには座ったらいけない、というのはない。だけど、この授業はだいたいおのおのが座る場所というのが習慣的に決まっていたので、自分の居場所をなくした(表現が大げさか)私は戸惑った。とりあえず、後ろの方に適当に座っておこうと思って腰掛けると同時に、その人が「今日(テキストの)どこからかわかりますか」と言うではないか。前回休んだとかで、どこをやるかわからないから、早めに来て、誰かに聞いて準備しようと思ったんだろう。なんて意欲のある学生なんだ。喜んで教えてあげた。さて、来週その人はどこに座るだろうか。