台風

10/6の日記に書いたが、今日は浦和大学というところで福祉文化フェスティバルという催しが予定されていた。先に結論を言ってしまうと、もちろん中止。台風がもろに関東直撃するのに、決行するはずがないのだが、「私たちは外出控えればいいけど、講演者の予定はキャンセルできないよな」とわけのわからないことを考え、大船→(湘南新宿ライン)→赤羽→(京浜東北線)→南浦和→(武蔵野線)→東川口と電車を乗り継ぎ、駅からは歩いて1時間ぐらいかけて浦和大学まで行った。
私が入った3号館という建物に関しては、通路の幅が広くてバリアフリーな感じだった(フロアマップがないのが不便だったけど)。学園祭自体はひっそりとやっていたのだが、上記のイベントは中止との張り紙。今から帰ったら図書館で本を読む時間があると思って、すぐに建物から出た。帰りはスクールバス(無料)が出ていたので、学生たちに混じってそれに乗って東川口まで戻った。
出かける前に主催者に電話をかけて確認しとくべきだということを学んだのと、家にいて鬱積した気持ちにならずにすんだということが今日の収穫なのかもしれない。
(ふと気になったのが、こういうとき講演者は講演料がもらえるのだろうかということ。キャンセル料みたいな形でいくらか支払われるのかな)

同じ経路で大船に帰ってきて、まだ15時半ぐらいだったから図書館で読書。図書館までは駅から歩いて約5分。この時、雨はもうそれなりに強かったが、風があまりなかったので、濡れることはなかった。これで油断してしまい、17時に図書館が終わって駐輪場に向かうころには、風雨で前が思うように見えない状態。濡れながらもなんとか駐輪場に行き、そこでコートを着て自転車に乗る。
しばらくは普通の雨の日同様に走ることができたのだが、道によっては大きな水たまりができていて、ペダルをこごうとすると足が水たまりの中に入るほどになっていた。また風が強く吹き付けて倒れそうになりながらも、吹いてくる方向に体重をかけて、バランスを取ったりする。不謹慎だが、めったに経験することのない状況が楽しくて、笑みさえ浮かべながら走っていた。
雨の中で飛ばされそうになりながら台風中継をする意味があるのか、という批判をする資格は私にはまったくない。