10/12号

室井佑月の連載は、本当の金持ちは慎ましい生活をしているみたいな話。どうなんだろうか。金持ちの知り合いがいないからわからない。
シリーズ人間は勝谷誠彦担当で、小児への臓器移植をまとめたもの。日本国内では、15歳未満の子どもは、臓器移植の意思を示すことができない(つまり、ドナーになれない)。臓器というものはやっぱり、年齢相応のものが必要らしく、幼くして臓器移植の必要に迫られた人(レシピエントというようだ)は、海外に渡って若い提供者を探しに行かざるをえなくなる。そんな人たちの物語と、あとはレシピエントからまったく連絡が来ず、むなしい日々を送っていたドナーの父親の話。臓器移植に至るまでの、募金集めの難しさを知ることができてよかった。
石黒彩の子育てプロジェクトは、第三子が生まれたことによる、家庭内の変化もろもろについて。上の2人は女の子だから、第三子のちんちんを物珍しげに見ているとか。このように男の子と女の子がいるから見えてくることっていうのもあるんだろうな。
中森明夫のコーフク占いは、ちょっと話題が古くなった感があるが、チェッカーズの確執問題。実力があり、自己主張を欠かさないもの同士は、いつの時代も別れる運命にある。だから、この確執問題はチェッカーズがこうした例に漏れない、普通の人たちだったんだと彼は認識したそうだ。この連載は今回で最終回。別に中森明夫が女性自身からつまみ出されるわけではなく、次回からは趣向を変えて新連載が始まるそうだ。ネタ切れかかってるなと感じていたので納得。