笠井潔著、天野喜孝絵、巻末著者あとがき『ヴァンパイヤー戦争11』(角川文庫版)

この『ヴァンパイヤー戦争(ウォーズ)』11冊は、夏の初めの読書に予定していたのだが、気がつくと夏を締めくくる本になっていた。現在は講談社文庫から刊行中なので、あまりストーリーに触れるわけにはいかないが、それなりに読んでよかったと思う。著者あとがきは、このシリーズを書くにあたっての参考文献(というよりも著者の読書体験)が書かれている。あとは感謝の言葉。角川書店見城徹(現幻冬舎社長)なんていう人名もあった。『ヴァンパイヤー血風録』、『ヴァンパイヤー風雲録』、『ヴァンパイヤー疾風録』という番外編に当たるものがあるらしいが、これは角川文庫にはなっていない。講談社から出るシリーズでは文庫になるのかな。