8月22日読売新聞(朝刊)『セックスボランティア』(新潮社)書評

id:ginzburg:20040822とおとといのコメント欄で情報を頂いた、読売新聞を見てきた。米原万里が7割は本の紹介、3割は河合香織を評価する言葉でまとめていた。タイトルだけ聞いて、興味本位で買ってくれる人もいるし、逆に本の内容が見えてこないと買わない人もいるだろう。この書評は後者の人が、本を手に取ってくれるきっかけになると思う。

国土交通省広報誌『国土交通』2004年6月号 特集「福祉輸送の新展開」

http://www.mlit.go.jp/kohoshi/kohoshi04_06/003.pdf
河合香織がこの中の座談会に参加しつつ、「八王子市の介護タクシー事情」というルポも書いている。
座談会の方は発言の機会が少ないながらも、福祉輸送の現場から一歩離れた点で見て感じた疑問を率直に述べている。
ルポの方は、門外漢の私が読んでもよくわからないが、事前にしっかり勉強してるんだなあと感じた。余談だけど、写真が『セックスボランティア』のものと同じっぽい。

自分で出来ない障害者に対するセックスボランティアについてどう思いますか。

http://www.hatena.ne.jp/1092977024

『女性セブン』8/12号

河合香織インタビュー2P掲載。内容はごく普通で、本の紹介の他、障害者の性を書いた結果、問題に向き合えたこと、自分は障害者に対する性的な介助をしないのかという疑問に対する答えなど。一番最後は、次の題材について。「子どもの事件とその親たちをテーマ」としているという。写真というかレイアウトがよかった。ベッドの写真の脇に、クッションを右手に抱えて立つ河合さんが写っている。