笠井潔著、天野喜孝絵、新井素子解説『ヴァンパイヤー戦争2』(角川文庫版)

大学に来てみたら図書館が休みなので、仕方なくパソコンの前で読書をしてみる。と、これが意外にはかどって、最後の100Pぐらいを一気に読むことができた。
ストーリーが一巻から続いているとはいえ、本文中に十分説明がなされているから、途中からでも読むことができそう。まだ二巻までしか読んでいないのに、結論づけるのはよくないが、この小説はジャンル分けに適さないと思う。ただひたすらに面白い小説とだけ区分しておけばいい。一巻の解説者と違い、新井素子は難しい話一切なしで、ただ単に「好きだ」と、こうまとめている。それでいいじゃん。