Sportiva』9月号

「スポーツのスはストーリーのス!」が最終回だった。扱われた本は、大橋巨泉の『競馬解体新書』。巨泉の本は、週刊朝日の書評欄でも取り上げてたけど、好きなのかな。あとこれまで連載した分まとめて、11月中旬に集英社新書になると書かれていた。新書でこのタイトルはいまいちだから、改題はするんだろう。11月中旬ってのは、やっぱり他の本の発売と間隔を開けなきゃいけないからかな。

週刊ファミ通』8/6号の巻頭インタビュー

坂口博信が沈黙を打ち破って登場。浜村通信と対談(というかインタビューかな)している。表舞台から姿を消して、いままで何をやっていたのか、これから何をしていくのかという話。なんでもミストウォーカーという会社を既に設立していて、天野喜孝井上雄彦重松清などと組んで、ゲームを作るプランを持っているとのこと。
一応説明しておくと、坂口博信というのは、ファイナルファンタジーという、人気ゲームソフトの生みの親。天野喜孝は、そのファイナルファンタジーのイラストなどを手がけた人物。ニューヨークで個展を開くなど、海外でも活躍。HPも英語で書かれている。(キーワードが詳しいので、そちらをご参照ください。)井上雄彦は、バスケットボール漫画「スラムダンク」で大ブレイクした漫画家。最近は宮本武蔵をテーマにした「バガボンド」を連載中。浜村通信は、ファミ通の元編集長。
天野、井上の二人は絵を書くほうだから、どういうふうに組むのかというのも、容易に見えてくる。しかし、坂口と重松清が組むと、シナリオの書き手が二人になってしまう。この点について、坂口は「基本となるシナリオは僕が書いて、重松さんには、何らかの形で係わってもらう」*1としている。どんなものになるのか、期待したい。

*1:うろ覚えだけど、意味的にはこんな感じ