豊島ミホとその周辺*1

二日ほど前、私がこれまでに作成、編集したキーワードを眺めていたら、「豊島ミホ」の本文が一部削られていた。もともと私が書いた説明は以下である。

1982年秋田県生まれ。2002年、新潮社主催の第1回女による女のためのR-18文学賞で、「青空チェリー」が読者賞を受賞。同年、書き下ろし作品を加えた『青空チェリー』でデビュー。漫画家になりたいというだけあって、アンケートはがきに自作のイラストがついていたりする。早稲田大学在学中。

ところが、最後の一文だけが消された。キーワード編集履歴によると、id:tricoとある。日記を読むと、これはR-18文学賞第三回大賞・読者賞受賞の、吉川トリコという人物。はてなダイアリーでは、30日以上日記を書かないと、キーワードの作成、編集にかかわることができないため、誰か(豊島ミホ関係者)が吉川トリコに依頼し、一文を削ってもらうようもちかけたのだと推測する。
私が「早稲田大学在学中」と、キーワードの説明文を書いたわけは、早稲田大学の生協ブックセンターにて、『ブルースノウ・ワルツ』という本が、「早大生作家は綿矢りさだけじゃない。第一文学部在学中の作家による…」(記憶が正確ではないが、こんな趣旨)とのPOPをつけて、大量に平積みされているからだ。
一方では、早大生という立場ゆえに優遇してもらい、他方で、早稲田大学在学中という身分を伏せようとする(プライバシー保護のためなのか?)のは、ずいぶんと都合のいいことである。はっきりいって、卑怯。反論はコメント欄からどうぞ。