『ダ・ヴィンチ』8月号

重松清は出てるかなと思ってみてみると、「小学生日記」改め「国立中学生日記」のhanae*との対談が載っていた。彼女は著書『小学生日記』のなかで、重松清をたびたび絶賛している。また彼女のみならず、お母さんとお兄さんも好んで読んでいるようだ。『小学生日記』の巻頭には、『ナイフ』(新潮文庫)を読んでいる彼女の姿が出ている。そんなわけで、今回の対談になったのだろう。
企画はいいんだけど、内容的にはもうひとつ。彼女が『小学生日記』をいかにして書いたかとか、お話を書く際のこころがまえとか、そういった話が中心。hanae*には、重松清のファンとして、作品に踏み込んだことも聞いてほしかった。余談だけど、対談は重松清の新仕事場で行われた模様。彼女がサインをもらっている写真も載ってた。
このことがあったので、『spoon』のサイトを見てみると、6月の終わりに国立中学生日記一回分更新されていた。今回はおじさんのお通夜の話。いい経験になったのではないかな。私はもう21になるけど、葬式も含めて1度も行ったことがない。まあ、周りに不幸がないのはいいことだけど。