野球以外

宗太郎越え

延岡駅前の宿を6:00に出る。延岡から佐伯(さいき)へは普通列車が1日3本*1しかなく、早朝出発を強いられる。
そういうレアな部分ゆえに車窓を楽しみたかったが、残念ながらまだ暗闇。
景色が楽しめるようになったのは、宗太郎の次の重岡あたりから。通学の子たちが乗ってきたが、これ逃したらどうするんだろう。延岡だったら特急でリカバリー可能だが、途中駅は普通列車のみだからね。まあ、親に送ってもらうのかな。

佐伯


7:20到着。フェリーは12:00発なので、だいぶ時間がある。城山へのぼってみた。あたりではかなり高いところで、いい運動になる。コインロッカーへ荷物を預けてよかった。
登山・下山途中、地元のシニアとたくさんすれ違った。みなさん、こうして体を動かすのが日課なようだ。

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佐伯駅のコインロッカー情報をメモしておくと、場所は待合室の角。小型(300円)5個・中型(400円)2個・大型(500円)2個。0:30-5:30は待合室閉鎖のため利用不可。

国木田独歩


国木田について知ってるのは、『武蔵野』と(現)山口高校卒業ということぐらい。
土蔵にて生涯が紹介されているが、簡潔でわかりやすく勉強になった。200円取るだけのものはある。
国木田にとって佐伯は、英語教師をするために1年間、身を置いていた場所。仕事上の書類が展示されていて面白い。集金が済んだ生徒のリストとかね……。

宿毛フェリー

週末は高知で試合なので、四国へ渡る。券は出航1時間前から発売。佐伯港に待合室はあるが、禁煙ではなく私にはなかなかつらい。併設のレストランはどうやら禁煙のようだが……。
3時間弱の船旅。出航直後に写真を撮りまくったあとは、ずっと寝る。久々の快眠だった。寝不足の昼間に、適度な明るみのある場所で昼寝すると気持ちいい。
2等客室はカーペット。客がそんなにいないので、一人のスペースがビジネスホテル一室分はある。

下船

宿毛港に到着。宿毛駅までは2kmぐらい。歩くつもりだったが、接続バスが停車している。
どうしよう。雨ならば乗るところだが、いまは降ってない。それに運賃もわからない*2のでパス。これが大失敗。
下船時には傘不要だったのに、徐々に黒雲が。そして嵐がきてしまった。傘など役に立たずびしょゆれ。おまけに、時間があまるからゲーセンへいこうと思っていたのに、そんな余裕まったくなし。乗る列車に遅れないかひやひやだった。
まあ、つらい記憶は旅の思い出を濃くしてくれると、プラスに考えてみるか。

夕食


宿毛からの列車は初めて。ここも車窓を楽しみたかったが、あいにく雨で窓がくもっていた。
夕食は、窪川駅で近くのスーパーへいこうかと思っていた。しかし雨なので、駅のキオスクを物色。そこで発見したのが画像のパン。
見かけないデザイン。大手メーカーでないのはわかるが、地元「田辺ベーカリー」の製品。袋のデザインがいい意味で洗練されてなくて好き。何年もこのデザインでやってそうな……。

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夕食を調達して、今度は土讃線へ。きっぷはさきほど買ってあった。しかし、発車直前なのに見つからない。ピンチ。
もう一度買うか、あるいはこの後の列車でも大丈夫ならゆっくり探すのもありだが、と時刻表を見たら2時間後。それは困る。やっぱり乗りたい。
結局、ぎりぎりで見つかった。あわてて改札にいくと、「(ホームまで)走ってよ」といわれる。
きっぷは上着のポケットに入っていた。服だけでなくバッグもそうだが、ポケットが多いと、便利な反面、探す場所も増えるわけだな。

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窪川駅のコインロッカー情報メモ。300円×6個、400円×3個。300円のやつは、よく見かける小型サイズよりは大きい感じだった。400円は普通に中型かな。

ビジネスホテル延岡

昨晩から1泊。駅前すぐの立地でとても便利。
以下、メモ書き。
・朝食は6:45-9:30。早朝出発だったので使えず。
・ネット回線は無線と有線の両方ある。無線のほうはパスワードなし。LANケーブルは部屋には置いてない。
・冷蔵庫はフロアに1台。入れておくと盗られる危険性はあるが、まあペットボトルぐらいなら。
・スリッパは使い捨てではないもの。

*1:特急ならば時間をしばられない。自由席で1駅だけなら特急料金920円?

*2:ジョルダンによると200円らしい。