『週刊新潮別冊 「黒い報告書」』(2006年2/26号)

今月末に文庫化。予価は540円。この親本(というか親雑誌か?)は380円。値段が高くなる文庫化というのも、珍しいかもしれない。
本書は「スタート以来、実に2000回以上も続く」という「黒い報告書」の総集編。文字ばかりで、しかもエロだから確実に面白いという私好みな1冊であった。意外なのは、初期は「痴情事件」に限定されていなかったということ。そのへんの変遷も楽しめる。岩井志麻子と粉川宏の対談は抱腹絶倒。

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検索してみると、1999年には「黒い報告書」88編をおさめた単行本が出ているようだ。もしかすると、冒頭の文庫は、こちらをもとにしたものなのだろうか。