元気だと思っていても、人はいつか死んでしまう

あれは、昨年11月のことだった。「早稲田を知る」の講義のなかで、内田満先生は「早稲田大学と政治」という題目でお話をされた。私にとっては、お話を聞く最初で、そして最後の機会になった。ひょっとすると、内田さん自身も、これが早稲田で教壇に立つ最後の機会だったかもしれない。
それを聞いた印象は、いまの若くてひょろっとした教員たちより、よっぽど声を張っているし、まだまだ現役なんだなあというものだった。その最後、内田さんは、北京へ出かけて講義をしてきたお話*1をされた。それは主として学生の熱心さについて語るものだった。ここで私が感心したことがある。私たち日本の、質問すらしない学生に対する嫌味さを、みじんも感じさせなかったことだ。本当に高潔な人なのだなあと思った。

*1:『myb』No.10所収の「ぬくもりのあるアジアへの眼差しを」に詳しい。参考URL:http://www.miyabi-sp.biz-web.jp/

単なる雑記

あれやこれやで1日中、怒っていた。まず、ネットで注文したCDを受け取りに生協へ。CDをわざわざ生協なんかで買うのは、15%引という特典があるからだ。けど、サイト(http://www.reconet.co.jp/tokyoziren/)に不備が多いうえに、店員のほうもしくみをわかってないから、対応がどうしてもまごついてしまう。
その後、大学のPCルームへ。さっそくそのCDを聞きながら、1時間ほどかけて書いた要望を生協へメールする。それは、ネットでCDを注文したら、こんな手続きになってるから、店員さんたちはこういう対応をすればいいんだよ、というものだ。ばかばかしい。メールのレスが迅速丁寧なのが唯一の救いだ。
もうひとつ、早稲田大学のアルバイト紹介方法の変更について。きょうから、学外のアルバイトについては、アウトソーシングになった。つまり、いままで大学が紹介していたものを、外部業者に委託するということだ。それで、下記URLがその紹介サイト。
http://www.aines.net/waseda/
使い勝手がこの上なく悪い。従来、1日だけとか、複数回のバイトは独立したカテゴリが設けられていた。しかし、このサイトではそれらをソートすることができないし、そもそも日にちを区切った短期のバイトというのは、ほとんど登録されていないようだ。いままで早稲田でバイトを募集していたあの業者、この業者はどこへいったんだろう。

COMIC CUE』Vol.300

特集「もしも、ドラえもんの”ひみつ道具”があったら?」というのが面白そうだったので購入。いろんな漫画家が、ひみつ道具をモチーフに2次創作をしている。名前を知ってるけど、読んだことがない描き手が多かったというのも購入の理由。南Q太おおひなたごう和田ラヂヲ…。
特集以外に、太宰治走れメロス』(挿画:吉田戦車)なんてのも面白い。下は発見した誤植。

◎底本:「太宰治全集3」ちくま文庫筑摩書房/一九八八(昭和六三)年一〇月二五日初版発行/一九八八(平成一〇)年六月一五日第二刷

後者は、一九九八の間違いか。
奥付には2006年5月31日第2刷発行とある。

AERA COMIC ニッポンのマンガ』

手塚治虫文化賞10周年記念」で、賞のこれまでのあゆみを振り返るみたいな本。まあ、読んで損はない1冊。不満は、選考委員も含めて、漫画評、作家評が下手な人ばっかだなあと。それ以外の描き下ろし作品だとか、著者インタビューはどれもいい。

ライフでしょうが焼き定食。700円。さすがはライフ。キャベツがアホみたいな量だ。
晩はフジヤマ製麺でつけめん(Fujiyama、950円)を食す。800gはやはり多い。だけど、あらかじめそのことがわかっているから、つらくもならずに完食。