重松清雑誌リスト(2006年)

  1. 2006年入会案内書 Z会小学生コース インタビュー「小学生には、何が大事か。必要か。」掲載(全2ページ)。
  2. 春号 サントリークォータリー サントリー 「おっとっと……の『間』」というコラム掲載(全6ページ)。ビールこそが人間関係を鍛える。
  3. 夏号 小説トリッパー 朝日新聞社 第17回朝日新人文学賞の選評を書いている。受賞作はなし。重松清も○をつけずに選考会へ臨んだと書いている。
  4. 1月号 Sportiva 集英社 巻頭に「Old Soldiers Never die!」というコラム全2ページ。それに続いて、三浦知良ロングインタビュー6ページ(写真含む)で聞き手を務めている。さらに、クラブ選手権を特集した付録では、シドニーFCへの移籍についてKAZUに聞いている(2ページ)。
  5. 1/13、20号 週刊ポスト 小学館 「『2006年』はこの人に訊け! 新春提言12」という特集中で「ブーム」という項を執筆。タイトルは「いまのオレはどこから来たのか? オヤジたちは『自分固め』に熱中」で、若い世代が「自分探し」ならオヤジは「自分固め」だと説く。
  6. 1/21 映画『あおげば尊し』パンフレット スローラーナー 原作者紹介のほか、市川準監督がインタビューでこんな発言をしている。「重松清さんは前からちょっと気になっていて、『ビタミンF』や『ナイフ』などいくつか読んでいたんです。現在のことをとても率直に書いていて、最後に感動があるし、もともと気になっていました」
  7. 1/22号 婦人公論 中央公論新社 『婦人公論』創刊90周年記念読者ノンフィクション大賞が発表されている。それに合わせて、選考委員を務めた高樹のぶ子重松清による選考の模様が掲載されている(全2ページ)。ふたりの推す作品はわれて、結局2作品が大賞として選ばれた。また、『あおげば尊し』公開にあわせて、テリー伊藤のインタビュー「人は、いつかは死ぬものだから」が掲載されている(全3ページ)。
  8. 1/30号 PRESIDENT プレジデント社 特集ページ内の家庭篇に登場。その4「仕事でのストレスを家庭に持ち込まないためにはどうすべきか」という質問への回答をしている。どうすればストレスを溜めずにすむのかがわかる。
  9. 2月号 ピクトアップ ピクトアップ 映画『疾走』関連特集(計16ページ)。手越祐也韓英恵、監督のSABU、プロデューサーの三木裕明へのインタビューなど掲載。三木のインタビューによると、鬼ケンのキャスティングは難航。原作者の重松清は、「SABUさんがやったら」と提案したという(p.21)。このほか、『あおげば尊し』についてテリー伊藤のインタビューが掲載されている(全2ページ)。映画の話があった時点で、原作は読んでいたそう。
  10. 2月号 文藝春秋 文藝春秋 「心の貌 昭和事件史発掘」というコーナーの第10回に、鼎談「草加次郎事件連続爆弾魔の孤独」が12ページにわたり掲載されている。ホストが柳田邦男で、彼が指名したゲストが春日武彦重松清
  11. 2月号 papyrus 幻冬舎 韓英恵が映画『疾走』でのエリ役について語っている。
  12. 2/26号 週刊新潮別冊 黒い報告書 『週刊新潮』2004年4/29号に掲載された「『不器用な男』が夢みた 人生が二度あれば」が再録されている。
  13. 3月号 小説新潮 新潮社 徹底インタビュー「角田光代はどこへ…」(全8ページ)で重松清が聞き手を務めている。『おやすみ、こわい夢を見ないように』の話が中心。
  14. 3/10号 週刊ポスト 小学館 三浦展とのSPECIAL対談「『下流社会』の楽しみ方 父親たちよ、いまこそ古くさいオヤジとなれ!」(全4ページ)掲載。ふたりが、「下流社会を象徴するような街」である町田を訪れ対談している。掲載されている写真は、これまた「下流社会の象徴」であるBOOK OFFの前で撮られたもの。 
  15. 3/10 ちくま文庫解説傑作集 ちくま文庫編集部編 「『世間』の物差しを捨てて」(『人生の教科書[よのなかのルール]』の解説)が再録されている。
  16. 3/23号 週刊文春 文藝春秋 )「この人の一週間」(第77回)に重松清。2月27日から3月5日という「満42歳最後の一週間」の仕事ぶりを書いている。
  17. 4/9号 Yomiuri Weekly 読売新聞社 茂木健一郎連載「脳の中の人生」にて重松清との打ち合わせの模様が書かれている。 
  18. 4/13号 週刊新潮 新潮社 『娘に語るお父さんの歴史』の本紹介が掲載されている。
  19. 4/29 映画『隠された記憶』パンフレット ムービーアイエンタテインメント、タキ・コーポレーション 映画レビュー「6歳の僕は/そして6歳のあなたは/なにをした?」掲載(全2ページ)。
  20. No.31(5月発行) おそい・はやい・ひくい・たかい ジャパンマシニスト社 )「『いつでも、誰とでも仲よく』なんてしなくていい」という文章が掲載されている(全8ページ)。形式はインタビューに近い。内容は、子どもたちの関係における親のあり方について。『ビタミンF』のセッちゃんや『きみの友だち』の西村さんについての記述あり。
  21. 5月号 オール讀物 文藝春秋 第86回オール讀物新人賞発表にあたって、選評が掲載されている。
  22. 5月号 現代 講談社 「長嶋茂雄とぼくらの時代 『四番・サード・ナガシマ』だったすべての野球少年たちへ」(全30ページ)掲載。2004年9月号と同様に、当時の雑誌(とりわけ『少年マガジン』)に見られる記述をふまえ、文章を書いている。
  23. 5月号 小説現代 講談社 『毎日が日曜日』の城山三郎へのスペシャルインタビュー「定年後をどう生きるか」で、重松清が聞き手を務めている(全12ページ)。
  24. 5月号 望星 東海教育研究所 高山文彦との特別対談「『友』という名の”原風景” 転校生の『友』への希求と/兄弟のような故郷の友と」(全9ページ)掲載。学生時代、仲間、兄弟、そして友だち。重松清は「ただ、大学時代の同級生には友だちと呼べる人間がひとりだけいた。ぼくの大学時代のすべてをあいつは知っているはずだし、彼のすべてをぼくは知っていた」とSくんのことを語る。
  25. 5/18号 週刊文春 文藝春秋 「18歳のホンネ 『昭和』を知らず『バブル崩壊』を生きてきた若者は何を考えているのか――」と題した文章を書いている(全4ページ)。内容タイトルほど大げさなものではなく、単なるアンケートの結果分析。
  26. 5/18号 週刊文春 文藝春秋 この号は上の記事だけでなく、巻末のグラビアにも登場している(全2ページ)。PAPASのタイアップ広告で、文・宮内要治、写真・立木三朗。右ページでは仕事スタイルの重松清が、左ページではパパスを着用。家庭的なパパの姿を見せている。
  27. 6月号 野性時代 角川書店 木堂椎への緊急インタビュー「『りはめ〜』は如何にして生まれたのか?」が掲載されている(全8ページ)。
  28. 7月号 波 新潮社 リンダ・スー・パーク著、柳田由紀子訳『木槿の咲く庭 スンヒィとテヨルの物語』の書評を書いている。
  29. 7/28号 週刊朝日 朝日新聞社 星野仙一阪神SDインタビュー「団塊の『頑固オヤジ』としてもの申す」(全3ページ)で聞き手を務めている。阪神のこと、プロ野球の歴史、体調、監督業のつらさなど。
  30. vol.2 GONGODODAN(パソコンパラダイス8月号増刊) メディアックス )「GD INTERVIEW」vol.2に重松清(全6ページ、構成・文=羽柴重文)。『言語道断』という雑誌、『SPA!』創刊のころ、角川を辞めてからのライター人生などについて。ネットから切り張りして文章を作るようなやつは最悪だね。私はこの羽柴という男の名前を忘れない。
  31. 8月号 小説現代 講談社 第1回小説現代長編新人賞の発表にあたって、選評が掲載されている。また巻頭グラビアには、選考会の模様が載っている。
  32. 8月号 ちくま 筑摩書房 華恵との対談「本を読むわたし、本を書くわたし」(全6ページ)掲載。新刊『本を読むわたし My Book Report』についてのほか、華恵の今後についてアドバイスもしている。
  33. 8月号 波 新潮社 吉野万理子著『雨のち晴れ、ところにより虹』の書評を書いている。
  34. 8/15号 週刊朝日増刊号2006第88回全国高校野球選手権大会甲子園 朝日新聞社 「星野仙一が語る甲子園 すべての原点はここにある」と題されたインタビューで聞き手(全3ページ)。星野が高校球児時代だったころの話が中心。
  35. 9月号 現代 講談社 五木寛之×重松清団塊の男たちよ、『定年』も『老い』も怖れることはない 『風に吹かれて』流生き方のすすめ」(全9ページ)掲載。『風に吹かれて』をめぐるあれこれ、五木さんの生きようなどについて。
  36. 9月号 小説すばる 集英社 特集「このリトルマガジンが、すごい!」内の『Arne』編集長大橋歩インタビューにて聞き手を務めている(全8ページ)。創刊のきっかけ、ほぼ日との共通点、男女や年齢層を選ばない誌面、雑誌が広まるきっかけなど。
  37. 9月号 婦人画報 アシェット婦人画報社 「声の誘惑者 井上陽水愛を語る」(全6ページ。写真をのぞくと2ページ分)でインタビュー・文を重松清が務めている。
  38. 9/5号 日経Associe 日経BP社 乙武洋匡インタビュー内で、教員免許取得を目指すきっかけとなった重松清の言葉について語られている。
  39. 10月号増刊号 月刊ドラゴンズ「V奪還 優勝 中日ドラゴンズ」 中日新聞社 「ドラゴンズ野球に乾杯」というタイトルで木村元彦と対談している(全4ページ)。
  40. 10月号 現代 講談社 特別読み物「栄光と挫折、恍惚と怨念……『宰相の退き際』官邸を去る日、歴代総理は何を思い、何を語ったか」(全23ページ)を書いている。  
  41. 10/13号 週刊ポスト 小学館 9/23におこなわれたコンサートルポ「拓郎とかぐや姫そして観客3万5000人――オヤジたちは穏やかに”現役”していた」を書いている(全5ページ)。荻原浩とのツーショット写真があり、「ふたりの対談は12月6日発売予定の文芸ポストに掲載予定」とのこと。
  42. 11月号 現代 講談社 第28回講談社ノンフィクション賞の発表にあたり、選評が掲載されている。重松清は受賞2作を評価するとともに『社長の椅子が泣いている』を面白く読んだとしている。
  43. 11月臨時増刊号特別版 文藝春秋「教育の力を取り戻す」 文藝春秋 水谷修との特別対談「子どもを救え! 『夜回り先生』大人へのメッセージ」(全12ページ)掲載。いま実際に何ができるのか、そして何をすべきなのか…。これに引き続き、齋藤孝乙武洋匡の特別対談「教育に夢と憧れを 僕が小学校の先生になったら」(全10ページ)。乙武さんは教員免許を取るきっかけになった重松清の言葉を出している。
  44. 11/1発行 AERA COMIC ニッポンのマンガ 井上雄彦の「作家の仕事場 Interview」で聞き手を務めている(全7ページ=最初の写真を除く)。この組み合わせだが、『ロストオデッセイ』の話はない。
  45. 12月号 文藝春秋 文藝春秋 教育特集「子供を殺すのは教師か親か」にて「『中学生日記』近藤クンの明日」という文章を書いている(全10ページ)。いまから28年前の『中学生日記』の作品である『闘争宣言』。そこで描かれた主人公近藤クンの勉強に臨む姿は、現在の私たちに様々な示唆を与えてくれるといった内容。