重松清雑誌リスト(2005年)

  1. 夏号 小説トリッパー 朝日新聞社 第16回朝日新人文学賞の選評掲載。
  2. 秋 新鐘72号 早稲田大学学生部 芳川泰久が「新生『早稲田文学』へ向けて」というエッセイを書いている。そのなかで『WB』第1号掲載になる、重松清角田光代による対談の様子がつづられている。
  3. 1月号 潮 潮出版社 巻頭グラビア「時代の人」第15回に重松清が登場。全6ページ。41歳という年齢の捉えかたについてなど。文:大平一枝、撮影:野辺竜馬。
  4. 1月号 諸君! 文藝春秋 「日本社会はどこまで危険になったか」という、重松清土井隆義河合幹雄宮崎哲弥による討論。佐世保の現場で見てきたことなど。
  5. 1/1 朝日新聞朝刊 新潮社の広告に「あいつの年賀状」というお年玉小説(掌編)を執筆。広告が掲載されたのは、朝日新聞に限らないかもしれない。
  6. 1/5-1/19号 ダ・カーポ マガジンハウス 川端裕人の発言に激怒し、『ふにゅう』の帯を回収するように命じたという騒動が紹介されている。
  7. 1/14、21号 週刊ポスト 小学館 坪内祐三との対談掲載。学生文化の今昔、現在の雑誌などについて。
  8. 1/19 日本経済新聞夕刊 育児に関するインタビュー掲載。
  9. 1/26-29 No.6、7 週刊ヤングサンデー 小学館 「絶望に効くクスリ」に登場。角川書店にいたときは、みうらじゅんの担当もしていたという。
  10. 1/27 日本経済新聞夕刊 広告内で『いとしのヒナゴン』についてインタビューを受けている。
  11. 2/13号 サンデー毎日 毎日新聞社 「あすなろ三三七拍子」連載開始告知を兼ねて、巻頭のグラビアページに、学ラン姿で登場。
  12. 3月号 小説新潮 新潮社 電車男とのチャット対談掲載。
  13. 3/5 映画『ヒナゴン』パンフレット ビデオプランニング 井川遥との対談など。
  14. 3/12 映画『カナリア』パンフレット 「銀色のはるかな道」というタイトルで映画評を書いている。
  15. 4月号 文藝春秋 文藝春秋 ナイフをテーマに「僕たちは、なめていた」という文章を寄稿。
  16. 5月号 群像 講談社 村上龍インタビュー「半島を出よ」を語る、の聞き手を務めている。『昭和歌謡大全集』、さらには『愛と幻想のファシズム』の系譜にある『半島を出よ』について。
  17. 5月号 東京人 都市出版 「一九八一年の春と『東京の雑誌』。」という文章が掲載されている。受験のときに泊まった代々木のユースホステルでの思い出、『マイルストーン』、坪内祐三などについて。
  18. 6月号 BRIO 光文社 「新書の棚から」というコーナーで山崎浩一と対談している。
  19. 6月号 野性時代 角川書店 6月の「極上てのひら物語」が重松清。「それでいい」という掌編が掲載されている。
  20. 6/3 週刊ポスト 小学館 「80年代カルチャー」の考古学前編掲載。ホイチョイプロダクションズの4コマ漫画ともに、苗場プリンスの思い出を振り返る。また、「話題の新刊はこれだ!」のコーナーで『うちのパパが言うことには』が紹介されている。
  21. 6/10 週刊ポスト 小学館 「80年代カルチャー」の考古学後編掲載。西武ドーム、赤坂・品川プリンスホテルなどをめぐる。
  22. 7月号 群像 講談社 市川真人さんが、「追悼平岡篤頼 平岡さんの遺伝子」という文章を書いている。その文中で、平岡さんと最後の日を過ごした重松清についての言及がある。
  23. 7月号 小説新潮 新潮社 第18回山本周五郎賞の選評掲載。『明日の記憶』に×をつけて選考会に臨んだとか。
  24. 7月号 本の雑誌 本の雑誌社 「ちなみに前回『九八年にブレイクする作家は誰だ?』で出たのは、重松清佐藤多佳子山本文緒恩田陸小野不由美、図子慧、花村萬月藤田宜永打海文三……。まあだいたい的中したと言えるでしょう」(特集「次にブレイクする作家はこれだ!」より)。
  25. 7月号 野性時代 角川書店 高頭佐和子作「YA概観マップ」というコーナーで、『エイジ』が取り上げられている。
  26. 8月号 Sportiva 集英社 「若き女子アスリートへの思い」というタイトルの特別エッセイ収録。
  27. 8月号 BRIO 光文社 6月号に続き、山崎浩一との対談。
  28. 8月号 PHP PHP研究所 「ここち好い人間関係を築くヒント」という特集に、「失敗を繰り返せばいいんです」というエッセイを書いている。仕事以外での付き合い、学生時代からの仲である妻のことなど。
  29. 8月号 PLAYBOY日本版 集英社 「関西人、開高健にしか書けなかった『ずばり東京』上京者が呑み込んだ東京、上京者を呑み込んだ東京」という文章が掲載されている。
  30. 8/25号 アエラ臨時増刊AERA COUPLES 朝日新聞社 桐野夏生との対談「いまそこにある危機・ニッポンの男と女」掲載。
  31. 9月号 読書のいずみ 全国大学生活協同組合連合会 『日曜日の夕刊』の本紹介が掲載されている。
  32. 9/27号 女性自身 光文社 「サプリな本屋さん」第8回で重松清著『その日のまえに』が取り上げられている(全2ページ)。小3のときの同級生がなくなったことや「実はこの最後の三部作は、本来二部作の予定だった」という話など。
  33. 10月号 IN POCKET 講談社 扉に『ニッポンの単身赴任』から抜粋された山科けいすけのイラストが使用されている。
  34. 10月号(1153号) 早稲田学報 早稲田大学校友会 坪田譲治名作選刊行に当たって、「太田治子角田光代重松清らが受賞した坪田譲治文学賞岡山市主催)も今年で二十回を迎えた」(p.43)と紹介されている。
  35. 10/25号 SPA! 扶桑社 「エッジな人々」第406回にゲッツ板谷が登場。そのインタビュアーを重松清が務めている(全4ページ)。話は『ワルボロ』が中心で、「小説は四部作のシリーズになる予定」(p.134)とのこと。
  36. 10/28号 週刊ポスト 小学館 「Post Book Review」内の「著者に訊け!」に重松清。『その日のまえに』(文藝春秋)について全3ページ。「2005年のオレの実感を作品にしようと思ったら、2005年中にケリをつけなきゃならないからさ」というが、今年中にあと何作品が出版されるのだろうか。
  37. 11月号 潮 潮出版社 河合隼雄との対談「『人生の不安』との向き合い方。」掲載。
  38. 11月号 文学界 文藝春秋 特集「大人のための児童文学」内で、斎藤美奈子が「コドモの読書の過去と現代」という文章を書いている。その末尾にある「児童文学はこれから読め」という項で、最初に『エイジ』があげられている。「いつのまにか教育界でもっとも信頼される作家になってしまった重松清の児童文学系の代表作」と彼女は評する。
  39. 11/12月号 UNION SOUP デンソー労働組合 「UNION INTERVIEW Vol.36 浜尾朱美の旬な人旬な話」(最終回)に重松清が登場(全3ページ)。同世代の男子女子、試験問題に出る自作、久和ひとみさんのこと…。
  40. 12月号 COMIC RUSH増刊 まるごとあさのあつこ JIVE 「作家・重松清、あさの作品の魅力に迫る」というインタビュー全7ページ掲載。女が書く少年と男が書く少年、触れてきた少女漫画、地方を舞台に設定することなど。このインタビューは、10月に岡山でおこなわれた、とある。
  41. 12月号 ダ・ヴィンチ メディアファクトリー 今月の「絶対はずさない!プラチナ本」に『その日のまえに』が選ばれている。あと、「よりみちパン!セ」の特集内で糸井重里重松清についてコメントしている。そのほかp.43、p.178に重松関連の記述あり。
  42. 12月号 文藝春秋 文藝春秋 宮崎哲弥赤川学片山さつき重松清八代尚宏の5人による座談会全12ページ掲載。「『出生率一・二九』少子高齢化大論争」というタイトル。
  43. 12月号 野性時代 角川書店 映画『疾走』のSABU監督との対談「走れ、バトンを持って走れ!」掲載(構成:温水ゆかり)。そのほかにも、『疾走』がらみ、重松がらみの記事あり。
  44. 12/10 『ある子供』劇場用パンフレット ヘラルド・エンタープライズ Commentaireに重松清のコメントが載っている(ほか17人)。内容は、新聞各紙の広告に掲載されていたものと同じ。
  45. 12/16号 ファミ通 エンターブレイン 映画コーナーで『疾走』の紹介と、文庫本のプレゼント(pp.242-3)。本コーナーで『きみの友だち』の本紹介(p.248)。
  46. 12/17 映画『疾走』パンフレット 角川ヘラルドピクチャーズ SABU監督やキャストへのメッセージ掲載。
  47. 12/22号 アサヒ芸能 徳間書店 「重松清が挑む新感覚小説」というインタビューが掲載されている(全1ページ)。この次の号から始まる「火曜日のルビィ」の構想を「ヤバイ恋」と語る。