重松清経歴

1963年
3月6日岡山県生まれ。家族構成は両親と妹。血液型はO型。
1969年〜
名古屋市の小学校入学(それ以前は大阪ですごしたことも)。小学校1年の6月に市内で引っ越し。ここでは小学校3年の10月まで暮らす。
1971年〜
鳥取県米子市に移る。半年後、米子市内で転居(米子は小学校3年から5年まで。5年の終わりに骨折で2ヶ月入院)。
1974年〜
山口県の小郡へ。3ヶ月して小郡のなかで引越し。小学校6年から中学・高校にかけてを過ごす。
1976年
生まれて初めての小説、「金銭亡者殺人事件」を書く。
1981年
山口県立山口高校卒業。高校時代はハンドボール部に所属。またロードサイクルで山口県と琵琶湖を往復したことも。
同年
3月31日夜行列車で上京。 父親に受験を勧められた第三志望の早稲田大学教育学部入学。奨学金をもらって学生生活を送る。 下宿は早稲田実業*1の裏だった。
1983年
早大生協の中上健次サイン会で、先頭に並ぶ。金がなく、サインをしてもらったのは文庫本。中上は「文庫本は書きにくいんだよな」とこぼした。重松は言葉に言い表せない感情を抱き、友人(後の配偶者)に金を借りて単行本を買う。列に並び直し再びサインをもらうが、中上は自分のことなど覚えていなかった。
同年
女の子(後の配偶者)見たさに訪れた大学で、『早稲田文学』学生編集委員に応募。これをきっかけに編集部へ出入りするように。
1984
国語の教員免許を取得。教師になろうとしたが、すでに採用試験は終わっていた。
1985年
中上健次らの推薦で角川書店に入社。『野性時代』の編集へ。これを期に明大前へ引越し。同誌での初仕事は引退したばかりだった江夏豊のインタビュー。
同年
結婚。
1986年
1月、わずか10ヶ月で角川書店退社。
同年
2月、調布市の仙川へ転居。
同年
塾講師の仕事を始める。
同年
4月4日、フリーライターとしての初仕事になった、岡田有希子『ヴィーナス誕生』刊行。同月8日、岡田有希子飛び降り自殺。
同年
『女性自身』に書き始める。
1988年
4月か5月、順調だった塾講師をやめ『早稲田文学』編集室チーフへ(〜'90年2月)。再就職しようかと思っていたころ、『SPA!』の創刊が決まった。また江中直紀から『早稲田文学』でやってみないかという話がきて、フリーのままでもいけると判断した。
1988年
6月、『SPA!』創刊。フリーライターとして活躍。
1989年
最も大切だった友人が自殺。
1990年
7月、国立へ移り住む。
1991年
作家のエージェント業を始めたレコード会社(キティレコード)と契約。これをきっかけにデビュー作『ビフォア ラン』刊行。
1992年
5月、八王子へ引っ越す。
1992or93年
「シリーズ人間」のアンカーマンを始める(〜'04年) 。
1993年
日本ジャーナリスト専門学校で教える(2年間)。
1995年
『見張り塔から ずっと』(同年刊)が第8回山本周五郎賞候補に。
1997年
『幼な子われらに生まれ』(前年刊)が第18回吉川英治文学新人賞候補に。
同年
早稲田大学第二文学部非常勤講師として、「雑誌ライティング講座」と「エンターテインメント文芸」の授業を受け持つ(〜'98年度)。
1998年
『ナイフ』(前年刊)が第11回山本周五郎賞候補に。
同年
(7/16)『定年ゴジラ』(同年刊)が第119回直木賞候補に。このとき受賞していたら、受賞後第一作は某大物女優のゴーストだった?
1999年
1月、『ナイフ』(一昨年刊)で第14回坪田譲治文学賞受賞。
同年
(5/13)『エイジ』(同年刊)で第12回山本周五郎賞受賞。
2000年
(7/14)『カカシの夏休み』(同年刊)が第123回直木賞候補に。
同年
(7/20)ドラマ『エイジ』放送(NHK)。
2001年
1月、『ビタミンF』(前年刊)で第124回直木賞受賞。
2002年
『流星ワゴン』(同年刊)が、2002年『本の雑誌』が選ぶノンジャンルのベスト10で1位に。
2003年
3月に世田谷へ転居。家から歩いて5分のところに仕事場を持つ。
同年
9月、ドラマ『ライオン先生』放送開始(〜12月)。
同年
9月28日、高知競馬にて「ハルウララを応援する重松清特別」というレースがおこなわれる(ハルウララは8頭立てで5着。95連敗を喫する)。
2005年
7月、映画『ヒナゴン』公開。自らも映画初出演している。
同年
12月、映画『疾走』公開。
2006年
1月、映画『あおげば尊し』公開(原作は『卒業』所収の同名中編)。
同年
9月、『愛妻日記』所収の各短編が映画化。各週2本ずつ、合計6本公開される(〜10月)。
2007年
第74回NHK全国音楽コンクールにおいて、中学校の部で課題曲となった「めぐりあい」の作詞を担当する。
2008年
6月、映画『きみの友だち』が山梨にて先行公開(東京では7月に公開)。
同年
11月、映画『その日のまえに』公開。
同年
11月、映画『青い鳥』公開。
2010年
3月、『十字架』が第44回吉川英治文学賞に決まる。
2012年
1月、ドラマ『とんび』放送(NHK、全2回)。
2013年
1月、ドラマ『とんび』放送開始(TBS、〜3月)。
2014年
7月、ドラマ『あすなろ三三七拍子』放送開始(〜9月)。
同年
11月、『ゼツメツ少年』が第68回毎日出版文化賞(文学・芸術部門)に決まる。
2015年
1月、映画『アゲイン 28年目の甲子園』公開。
同年
1月、ドラマ『流星ワゴン』放送開始(〜3月)。
2016年
1月、映画『十字架』が茨城にて先行公開(その他では2月に公開)。
同年
ドラマ『希望ヶ丘の人びと』放送予定。
2017年
1月、映画『恋妻家宮本』公開(『ファミレス』を改題)。
同年
6月、ドラマ『ブランケット・キャッツ』放送(〜8月)。
同年
8月、映画『幼な子われらに生まれ』公開。
2019年
映画『泣くな赤鬼』公開予定。

以上は『セカンド・ライン』や雑誌記事などから抜粋して作成。

*1:当時。現在は早稲田大学研究開発センター。