最近のまとめ

講演会

オタフクソース100周年記念「おいしい思い出は、家族の宝物」

10/16、広島国際会議場ヒマワリにて。申し込みは下記URLにグーグルフォームが用意されている。締切10/2。

http://otafuku.co.jp/sp/essay-event/

オタフクソースでは、5月末締切でお好み焼にまつわるエッセイを募集していて、その選者を重松清さんが担当したとのこと。

https://www.otafuku.co.jp/sp/100thessay/

9月3日付毎日新聞朝刊

椎名誠さんの『わしらは怪しい探険隊』について書いている。

https://mainichi.jp/articles/20220903/ddm/015/070/016000c

最近のまとめ

特集「文庫解説の知られざる世界」

「最近のまとめ」とタイトルをつけているものの、前の記事が1年前で最近とはいったいという感じ。

その1年のなかでいちばん印象に残っているのが、藤田香織さんが幻冬舎plusに書いた記事。『四十回のまばたき』の解説を依頼されて書いたけれど、著者からはダメ出しにあったと。その中身が、重松さんはこういう意識で解説を書いているんだなあとうかがいしれて、私には興味深いものだった。

https://www.gentosha.jp/article/20653/

藤原和博さんと対談

「おかえり」「ただいま」「さよなら」をぼくは繰り返し書いてきているーー作家・重松清さんに訊く60歳以降の長い長い”収穫期”

動画は45分あって話題も様々なんだけど、藤原さんが昔のことをよく覚えてらっしゃるなあというのが全体の感想。

個人的に面白かったのは19分14秒ぐらいからのやりとり。

重松「ぼく、お盆が好きなの」

藤原「それはちょっとさだまさしにも通じるところが……」

文庫解説

川端康成伊豆の踊子』(新潮文庫)の新装版(2022/7)に新解説を書いている。

文庫解説

北川樹『ホームドアから離れてください』(幻冬舎文庫)に解説を書いている。

『とんび』

ざっと感想を言うと、面白かったしいい映画になってたなあと。

好きなシーンをあげると、まずヤスがアキラに銭湯で語りかける場面。髪をすごい勢いで洗うのが、感情がのっててうまいなあと思った。

あとはたえ子のお店へ娘がやってくるところ。事情を察した周囲の静まり具合がやっぱりうまかった。ただ無口になるだけだと、あの感じは出せないんだろうな。

本作では原作の後の時間も描かれている。そこがいいというか、原作にはないんだけれどしっかり重松さんの世界観になっていて感心した。ヤスの家に用意された小道具の作り込みがすごくて、それで泣けるみたいなところもあった。

まだまだ書きたいことはあるけど、最後にひとつだけ。大島優子さんが出ているのが、本当に幸せな気持ちになれた。出演が決まったときの心境を聞かれて「重松清さんの作品が好きで『十字架』や『エイジ』なども愛読していましたので、うれしかったですね」と答えている(『LDK』5月号より)。

『泣くな赤鬼』に田島芽瑠さんが出たときにも思ったけど、重松さんの作品を好きな方が出てくれてうれしそうにしているのを見るのが、こちらとしてもうれしかったりする。おまえ何様だって話だけどね。

14:55からイオンシネマ茅ヶ崎(スクリーン2)にて。

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読売新聞

「57年後 勝者は泣いた…」というタイトルで、柔道男子100キロ級についてのコラムが掲載されている。

作家の方々がリレー形式でオリンピック競技について書くコーナーらしい。重松さんの前日は楊逸さんが書いている。

https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20210731-OYT1T50281/

新刊

『めだか、太平洋を往け』が今月、幻冬舎文庫から刊行予定になっている。

ザボン

文壇バー「ザボン」の水口素子さんが『酒と作家と銀座』を5月に出した。お店の40周年記念パーティで重松さんが司会を務めた話が出ているほか、島田雅彦さん、吉田修一さん、辻原登さん、北見けんいちさんとともに巻末に寄稿している。内容はおおよそ、自分を店に導いてくれた坪内さんとの思い出。

書籍の刊行にあたって、記事とかプレスリリースが出ている。

https://toyokeizai.net/articles/-/433415

https://www.jiji.com/jc/article?k=000000261.000033602&g=prt

宇都宮市立中央図書館の開館40周年

6/16から7/7までおこなわれた企画展で、重松さんのサインや著書が展示されたという記事。サインの日付は2001年なので、直木賞の年になる。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/112889

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舞台『ナイフ』

近藤芳正さんの一人芝居が来年の年明けに上演予定とのこと。もともとは昨年の予定だったけれど、コロナ禍で中止になっていた。

https://www.arttowermito.or.jp/sp/knife/

昨夏公開の動画では、重松作品に対する印象を近藤さんが語っている。0:47ぐらいから。

https://www.youtube.com/watch?v=2qJ5aP68_uI

慶應塾生新聞

吃音にかんするインタビューが掲載されている。

https://www.jukushin.com/archives/45500

文庫解説

近藤雄生『吃音 伝えられないもどかしさ』の解説を書いている。著者の近藤さんは「宝物のような解説」とツイートしている。

https://twitter.com/ykoncanberra/status/1383258310644703238

そしてもうひとつ。松本創『軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い』の解説も書いている。著者の松本さんは「超一流の作家に震える一文をいただきました」とツイートしている。

https://twitter.com/matsumotohajimu/status/1371371840636121089

最近のまとめ

斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI!

3/11の放送にゲストコメンテーターとして出演。番組が15:35からで、だいたい3時間にわたって登場した。※ラジコの聴取期限はおそらく3/19の3:00まで。

前半は被災地の話題。それからジャーナリズムってなんだろうという話。見逃していたものが見えるようになる、そのために取材をしているんじゃないかと。

前半ラストでは『とんび』の映画化について。斉藤さんが「ご本人に聞くのはあれなんですけど、あらすじを20秒ぐらいで」と振る。なかなか著者本人のあらすじは聞けないから面白かった。「20秒で」って指定するところがうまい。ショーとしてやってほしいみたいな、そういう感じ。

第二部では『希望の地図2018』に出てきた雪っ子というお酒の話に始まり、重松さんの経歴や被災地取材のきっかけが話題になった。

斉藤さんが「被災地へ行こうと自分で考えたのか、あるいはどこかから書いてくれと言われたのか」と質問。これは踏み込んだいい問いだなあ。

斉藤さんのツイートはだいぶ前から読ませてもらってるけど、すごく印象深いのがこれ。白鵬に「八百長をした力士を許せないか」と聞いたら会見終了。しっかり核心を突くという点で今回の放送と重なった。

https://twitter.com/joqrkazumi/status/35183595492483075

出演の最後は、早稲田で教えていることについて。ゼミ論のために被災地を回った学生さんが「被災者の方の話を聞けなかった」とメールをしてきたそう。それに対する指示というかアドバイスがいかにも重松さんらしくて、こういうふうな導き方もあるのかと勉強になった。リンクは番組公式サイトの記事。

http://www.joqr.co.jp/sakidori/2021/03/11/

『お空から、ちゃんと見ててね。』

震災遺児の作文集に帯文を書いている。リンクはプレスリリース。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001154.000004702.html

最近のまとめ

きよしこ」ドラマ化

NHK土曜ドラマ枠にて来年3/20放送。オリコンニュースの記事には、21:00から22:13までと放送時間が書かれている。

https://www.oricon.co.jp/news/2178668/full/

窪田弘子さん個展「クローゼットの猫会議」

河北新報の記事によると、展示品に「作家重松清さんに依頼された猫のブックカバーもある」とのこと。すでに仙台と橿原会場は終了していて、四谷のギャラリーフォリオが今月18日から。

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202011/20201117_13030.html