雑誌

『埼玉西武ライオンズファンブック 2010年度版』(ベースボール・マガジン社)

仲間が語る岸、栗山の自主トレ公開、G.G.佐藤のこだわりなど、ユニークな企画が増えて、読みでがあった。 p.133の工藤の項「200勝利(西武)'04.8.17VSヤクルト」となっているが、もちろん(巨人)の誤りだ。ちゃんと調べたら、ほかにも間違いはあるんだろう…

『早稲田魂'10』

余談 ことし2月、ガーディアンの部員からメールがきた。『'09』について私の書いたblog(主に批判)を読んだそうで、「どう改善していったらいいか」を問うものだった。 あれこれ指摘し、返信したのは2週間後ぐらい。このどうしようもない遅さについて、責め…

『Number』729号(6/4)

岡田彰布×岡田武史「同級生対談。」 全6ページ。司会・構成は生島淳。 ふたりは1歳違いだが、武史が1浪しているために同級。「岡田監督」ならではのエピソードや、ふたりとも南海ホークス子供の会に入っていたなんてことまで、面白く読んだ。 アスリートが食…

『現代と私たち』3月号

3/30のシンポジウムで配られた全200ページの冊子。そこでは参加者への配布だけでなく、1冊1000円で販売もしていた(贈答用?)。「今後プレミアがつく可能性もある」と主催者が冗談をいっていたので、書店売りはないのかな*1。 内容は後述することにしてまず…

『2009年度版 埼玉西武ライオンズファンブック』(ベースボール・マガジン社)

年譜等に西鉄・太平洋クラブ・クラウンライター時代の記述が加わったぐらいで、そんなに読むべきところはない。 気になったのは、ワズディンと浅村の写真。うまく説明できないが、グラブの外へ人差し指を出しつつ、設けられている人差し指入れ(?)は使わな…

『ベースボールマガジン 「野球場」大特集』2001年夏季号

『球場物語』のベースになっているらしき号。懐かしのフランチャイズから現在使われている球場、選手たちの印象に残る球場、「1936-2000年プロ野球公式戦使用全球場」といったところが主な内容。 まあ面白い人には面白い1冊なのだが、なかでも選手が語る球場…

『球場物語2』(週刊ベースボール別冊早春号)

『球場物語』の続編。前半の読み物はもちろん新しいものになっているし、後半の球場リストについても形式の変更がなされている。 読み物は十分に楽しめた。だから、買ってよかったとは思っているが、リスト変更はあまりいい気がしない。 本拠および2軍球場で…

『本』2月号

目次を見る。「鉄道ひとつばなし」の次に載っていたのは、明治学院大学つながりにしたわけではないだろうが、生田紗代のエッセイであった。 「本屋という場所」というタイトルで全3ページ。内容は「好きな本屋の話」。とても楽しく読む。 『たとえば、……』も…

『Number』720号

図書館で、清原特集を堪能する。両作家のエッセイと橋本清以外はどれもすばらしい内容だが、なかでも興味をひいたのはラストの桑田(引退セレモニーで名前が出なかった件)。 あとは、土井と森のインタビュー。ふたりによると、清原が門限を破った際に2軍へ…

『早稲田魂'09』

これまで『早稲田魂』について、プラスの意味で「くだらない」とよく書いた。くだらないなりに、何か私のなかでひっかかるところがあり、それがため、『早稲田魂』を読んできた。 しかし今号は残念な出来だ。すらすら読めて反応するところがない。そろそろ、…

『早稲田学報』4月号 特集「オンリーワン 商品力、ブランド力の秘密」内で、堀井憲一郎が「ホリイのブランド考」を書いている(全2ページ)。 堀井さんといえば、私にとっては何より「TVおじゃマンボウ」の人で、変わったことに興味を持つんだなあという印象…

『2008クライマックスシリーズ公式観戦ガイド』(ベースボールマガジン11月号増刊)

出場チームの今シーズンの戦いぶり、注目プレーヤー、名鑑など。まあ、たいした出来になっていないのは予想していたが、誤植に腹が立つ。 p.43:2006の2位がロッテになっている。現実にはロッテは4位。2位は西武である。 p.77:2007年第2ステージ第5戦のスコ…

『週刊ベースボール10月11日号増刊 埼玉西武ライオンズ優勝記念号』

これといった特徴はないが、レギュラーシーズンを振り返るには十分な出来になっている。 笑ったのは、中川充四郎が明かすサラリーマンナイトについての秘話。「大成も最初、人が集まるか心配で報道関係者に『いざというときは、サクラになってください』なん…

『週刊新潮別冊 「黒い報告書」』(2006年2/26号)

今月末に文庫化。予価は540円。この親本(というか親雑誌か?)は380円。値段が高くなる文庫化というのも、珍しいかもしれない。 本書は「スタート以来、実に2000回以上も続く」という「黒い報告書」の総集編。文字ばかりで、しかもエロだから確実に面白いと…

『週刊朝日増刊 北京オリンピック』(9/10号)

他社も同じようなものを出してるけど、これまで朝日でそろえてるので迷うこともなく。

『週刊ベースボール別冊青葉号 2008日本生命セ・パ交流戦公式プログラム』

値段は変わらないのに、年々内容は落ちていく。2006年まではチーム別に出ていて、付録としてカードがついていた。去年は1冊に統一されたものの、ポスター付。しかし、ことしはついに、冊子だけとなってしまった。 内容は、文章が適当で中身がないのはいつも…

『サンデー毎日臨時増刊 埼玉西武ライオンズファンブック2008年版』

いままではファンクラブの入会特典だったが、ことしは買わされることになった。1000円なり。 構成はだいたいいつも通り。対談は中島裕之×田中達也(J1浦和)、平尾博嗣×斉藤雅人(J1大宮)の2本。前者ふたりは同年代、後者のふたりは中学の同級生。どちらも…

『婦人公論』12/7号

読んだ記事ふたつメモ。 ひとつは、山本文緒「たとえ小説が書けなくてもいい/うつの先にあった”傲慢な私”との別れ」(全4ページ。構成:平林理恵)。 もうひとつは、表紙の私瀬戸朝香「耳を傾けて」「結婚報告●励まし励まされて」(計6ページ。構成:平林理…

『Number』11/22号

シリーズ総括「グラウンドでの感性が勝負のカギだった。」(解説:伊東勤)が全2ページ。プロフィールによると、「今季限りで退団、解説者に。ブログを開設予定」だそう。 引退に寄せて「東京ドームと田中幸雄と。」(文:えのきどいちろう)が全4ページ。

『早稲田魂'08』

ことしもついに、私の大好きな『早稲田魂』が出た。もう7冊目だ。7年も買い続けてるものなんて、ほかにはそうないだろうな。 初めて買ったときは、現役受験生だった。たしか、Z会だか河合塾だかの早大対応模試を、早稲田で受験したのだ。『早稲田魂』との接…

『青春と読書』6月号

特集「『こち亀』ノベライズ!」が巻頭に掲載。大沢のインタビューとほか6人のコメントが全4ページ。秋本治による7作品それぞれへのコメントが全2ページ。

『早稲田魂'07』

出たのは去年の11月で、すぐに読んだのだが、感想がまだだった。いまさらながら、受験生時代から数えて6冊目となる『早稲田魂』についてコメントしてみたい(ちなみに、以前『早稲田魂'06』について書いたとき、これが5冊目だと書いた。それを見た誰かが、ガ…

『文藝春秋』6月号 奥野修司「『悪魔のビジネス』人材派遣業」(全10ページ)。これを読んだら、ネーミングライツ売却で人材派遣会社の名前を高めるふたつの球団がひどく悪に思えてきた。 『小説現代』7月号 巻頭グラビア「第53回江戸川乱歩賞受賞/曽根圭介…

『旅行読売』6月号 第2特集が「学生街で味わう 名物グルメ」。早稲田は既知のことばかり。しかし、神田神保町は、へえこんな店があるのかと参考になった。でも、あんまりあそこらへんにいくこともないかな、もう。 『日経WOMAN』6月号 杉本彩インタビュー(b…

『アサヒグラフ増刊 メキシコオリンピック』1968年11/10号 池袋の古本屋で買ってあったもの。たしか300円とか500円だったと思う。女子バレーが強かった時代や、黒人差別が色濃く残っていたことなどがうかがえる1冊。 写真を大きく使い、主に日本人選手の活躍…

『月刊とらさん』4月号

表紙のコピーは「日本発のラーメン情報誌!」。ラーメン二郎(目黒店)にて購入。店員に券(350円)を出すと、後ろのほうから取ってきて「ありがとうございます」と渡してくれる。食券で買える雑誌なんて、世の中にこれぐらいのものじゃないだろうか。 中身…

『女性自身』3/13号 「大揺れ! TBS2大ドラマ あの人が胸中を&真相を激白」という記事(全3ページ)。このうち約2ページが、『3年B組金八先生』の武田鉄矢インタビュー「原作者”激怒”の打ち切り要請に僕もずっと悩んでいた」となっている。 彼は次のシリーズ…

『週刊ポスト』1/12、19号

「バズーカップ」別府彩 その命名を「ちょっと気に入ってきました」と語るのが、フレッシュでいい。 ほしのあき 年齢はもちろんあるのかもしれないけど、見る「角度」を選ぶなあ。 山本モナ 基本的にはおばはんっぽい顔だが、光の当たり具合によってはすごく…

『中央公論』2007年1月号

新年号だからか、内容が豪華に感じられる。なかでも、特別インタビュー「李承菀・松静夫妻が語る野球のこと、家族のこと」(インタビュアー:小野寺麻衣=高橋由伸夫人、全8ページ)は『中央公論』だからこそできた企画といえるだろう。インタビューそのもの…

『週刊現代』9/16号

コンビニで立ち読みしていたら、120%匿名と銘打った、「ナナ氏の書評」というものが掲載されていた。 今回が2回目で、前回は8/26号に『まほろ駅前多田便利軒』の書評が掲載されたそうだ。 で、今回は小川洋子著『ミーナの行進』を叩く内容なのだが、どこかで…