漫画

高橋陽一著『キャプテン翼1-37』(JUMP COMICS、1982-1989)

自炊するまえに再読。読むのは15年ぶりぐらいかな。 キャプ翼にまつわる記憶は複合的というか、アニメもあるしゲームもあるから、ごっちゃになっている。そのあたり、原作にはなにが描かれていたのだろうと確認するように読んでいった。 全37巻は、おおまか…

福満しげゆき著『妻に恋する66の方法 2』(Kindle版、2017/4) TBSの「プロ野球戦力外通告」が福満自身の境遇と重なって泣ける(p.108)というところは、へえと思った。たしかに連載打ち切りと戦力外は近い。また別のところで続けられるかもしれないし、他の…

つの丸著『たいようのマキバオーW 20』(Kindle版、2017) 完結。また復活することはあるのだろうか。アメリカとかヨーロッパが舞台なら読んでみたいな。 最終馬の引退をどうするかの逡巡は、ひとむかしまえはよくあった気がする。最近はあっさり種牡馬にな…

福満しげゆき著『中2の男子と第6感 4』(Kindle版、2017/2)

完結。その120で「年取ってるのにキレイ」の価値について触れているところが印象に残った。 作品全体としては、評価したり人に勧めたりするようなものではないかなと。

稲田浩司著『クソッタレだぜェ!! 稲田浩司短編集』(JUMP SUPER COMICS、1988/2)

アマゾンマーケットプレイスで送料入れて約800円。定価よりちょっとだけお高かった。 購入の経緯は、先日ビィトの最新刊が出たことと、あとは稲田がむかし描いた「イルカ岩で…」という短編が好きで、何度も読み返した。それで期待できるかな、と。 - 全6編収…

三条陸原作、稲田浩司漫画『冒険王ビィト13』(JUMP COMICS、2016/11)

10年ぶりの新刊。あらためて1巻から読み直したが、楽しい時間だった。 もとが月刊誌の連載だから、1話にまとまった分量があって読みやすいのは大きなポイント。あとは、冒険モノならこうなるはずという予想を少し裏切るストーリー。それにバトルをうまく見せ…

福満しげゆき著『妻に恋する66の方法 1』(Kindle版、2016/10) 『うちの妻ってどうでしょう?』がそのまま移籍したような作品。また読めてうれしい。最後の御伽ねこむの話が笑えた。 天樹征丸原作、さとうふみや漫画『金田一少年の事件簿R 11』(Kindle版、…

山本美希著『ハウアーユー?』(祥伝社、2014/9)

正岡さんは外国人妻を残して姿を消した。妻は気丈にふるまおうとするものの、次第に病んでいく。そんな彼女と娘、さらに隣家の少女とのかかわりを描いた作品。 巻末で創作のねらいが事細かにつづられている。私はそのひとつとして感じ取ることはなかったが、…

和月伸宏著『るろうに剣心 1-28』(JUMP COMICS、1994-1999)

自炊するまえに再読。仲間が増えていく序盤は面白く、読者をうまくキャッチしている。4巻あたりからバトルが多くなり、単調な展開。ただ、著者もバトルとドラマのバランスには気を配っているそうで、飽きる一歩手前で踏みとどまる感じ。 終わってから読み返…

上條敦士著『SEX 1-7』(YOUNG SUNDAY COMICS、2004-2005)

自炊するまえに再読。どういう作品かを説明するのが難しい。中心になるのはナツ・ユキという似た者同士の男。そしてふたりの間にカホという女がいる。彼らは福生・横須賀・沖縄と場所を変え、周囲との争いを続ける。ストーリーを読ませるより、生き様を見せ…

山本美希著『Sunny Sunny Ann!』(KCDX、2012/7)

自炊するまえに再読。車をすみかに売春しながら暮らす女を中心にした物語。うっすらと気づいているのに重大視していない、そんな感情やら意識をすくってくれているように思った。信頼できる著者だなあと感じた。次の作品も購入したので、来月にでも……。

朝基まさし漫画、キサラギリュウ原作『BLACK OUT 1-4』(Shonen Magazine Comics、2010)

自炊するまえに再読。甲子園の大事な場面でライトがエラー。怒ったピッチャーがライトをなぐるところから始まるミステリー。 大人たちの思惑が入り混じる高校野球の世界、本作のように人が死なずとも、似たようなことはあるのかなと興味深く読んだ。全4巻な…

榎本ナリコ著『スカート』(Big Spirits Comics Special、2002/6)

自炊するまえに再読。高校生3人が主人公で三角関係になっている。女性である自分にとまどう葉子、葉子に恋する幹、同性の幹に魅かれる花。性差や同性愛など、『センチメントの季節』では表に出てこなかったテーマが描かれる。 あとがきはいつもながら興味深…

榎本ナリコ著『センチメントの季節 1-8』(Big Spirits Comics Special、1998-2002)

自炊するまえに再読。この作品との出会いは13-4年前。どっかのブックオフでタイトルにひかれて読み始めたら夢中になった。ただ、その場では購入せず、しばらくしてヤフオクでまとめ買いしたような……。ブックオフさんごめんなさい。著者の方もごめんなさい。 …

秋本治著『こちら葛飾区亀有公園前派出所200 40周年記念特装版』(Kindle版、2016) 残念ながら、最後はあまりいい作品がそろわなかった印象。面白かったのは「戦車先生の巻」ぐらいかな。 最終話によると、スケジュールが厳しくてストックを全部放出したそ…

秋本治著『こちら葛飾区亀有公園前派出所 デジ亀』(集英社、2013/6) こち亀データベースをながめていて、「これ買ってなかったな」と思い購入。 家電がらみの作品を7本収録。情報モノはあまり笑えるイメージがなかったが、本書を読むとむしろ逆が正しいの…

一本木蛮著『こち亀的前半生』(2016/8)

秋本治と交流の深い著者が、こち亀への思いやアトリエびーだまの現場を描いた1冊。小ネタがいっぱい入っていて面白かった。 なかでも興味深いのが、タイムカードについて秋本先生にたずねているシーン。あれはサービス残業を防ぐのが目的かと思ったが、アシ…

天樹征丸原作、さとうふみや漫画『金田一少年の事件簿R 9-10』(Kindle版、2016/3-8) ワインに詳しいよなあ(笑)。 安童夕馬原作、朝基まさし漫画『でぶせん8』(Kindle版、2016/8) 次の巻で完結するとのこと。女スナイパーの生い立ちが描かれる最後の展…

『こち亀ジャンプ』(週刊少年ジャンプ増刊、2016/9) 巻頭12ページが書下ろしで日暮の話。あとは旧作で、ジャンプ作家の推薦するこち亀が収録されている。それぞれ推薦理由も書かれていて面白い。竜千士(編集者)の話をあげる人がふたりいたのは、作家なら…

つの丸著『たいようのマキバオーW 18』(Kindle版、2016) 高知競馬場を知っている分、よりリアリティをもって楽しめると以前書いたが、トレセンも同じことがいえるのだろうか。こちらは残念ながら行ったことがない。 安童夕馬原作、朝基まさし漫画『でぶせ…

藤崎竜著『封神演義』(JUMP COMICS)

自炊しながら全23巻を再読。中国の昔からある話だが、主役がいて仲間がいて敵がいてという構成はいかにもジャンプ。 全体としての評価は100点満点で65点。7巻ぐらいからずっとバトルで、読み進める面白味がすこし欠けていた。 4巻以降*1安能務訳の『封神演義…

大島司著『アタック!!〜約束のコート〜3』(Kindle版、2016) 6人で6個のボールを落とさずパス練習とは、サーカスのような世界だ。 福満しげゆき著『中2の男子と第6感 3』(Kindle版、2016/7) この漫画、展開ごとにいろんな姿を見せる。

秋本治著『こちら葛飾区亀有公園前派出所199』(Kindle版、2016) 「ギリギリ両津先生の巻」が面白い。連載開始当初のエピソードらしきものとか。 巻末解説は桂正和。200巻は誰なんだろう。 冨樫義博著『HUNTER×HUNTER33』(JUMP COMICS、2016/6) 3年ぶりの…

日本橋ヨヲコ著『少女ファイト13』(Kindle版、2016/5)

あらためて青春漫画だなあと。

つの丸著『たいようのマキバオーW 17』(Kindle版、2016)

むかしから思っているが、芝・ダート適性というのが素人にはわかりづらい。こなす馬は両方こなせるのだろうか。

安童夕馬原作、朝基まさし漫画『でぶせん6』(Kindle版、2016/4) タイトルつけた時点で、こういう展開を入れる構想があったのかな。 臼井儀人&UYスタジオ著『新クレヨンしんちゃん5』(Kindle版、2015/12) 芸能人のタイムリーなネタが、臼井さんのころはよ…

つの丸著『たいようのマキバオーW 16』(Kindle版、2015-2016) ドバイワールドカップデーはこのまえテレビで見ていただけに、面白く読めた。 秋本治著『こちら葛飾区亀有公園前派出所198』(Kindle版、2016) 全17話。面白い話があまりなかった。「分冊ブー…

天樹征丸原作、さとうふみや漫画『金田一少年の事件簿R 8』(Kindle版、2016/1) 人形に見立てるだけなら過去にも例があると思う。そこに新たな面白みが出ているのはさすが。 大島司著『アタック!!〜約束のコート〜2』(Kindle版、2015) 今回は試合じゃない…

吉田秋生著『海街diary6 四月になれば彼女は』(flowers comics、2014/7) 買ってなかったので、たらば書房で購入。狭い店内だが、全巻おいてあった。 吉田秋生著『海街diary7 あの日の青空』(flowers comics、2016/1) かまくらカスターって3-4回しか食べ…

大島司著『アタック!!〜約束のコート〜1』(Kindle版、2015)

双葉社に移籍して復活。完全版の読者は10巻のあとに続けて読めばいい。新潮社から出ていたコミックスの場合は、11巻の途中から本作へ移行する形。これらは冒頭のおさらいに書いてある。 既刊の再読からはじめたが、あっという間に物語に引きこまれた。やっぱ…