2011-02-17から1日間の記事一覧

中森明夫著『アナーキー・イン・ザ・JP』(新潮社、2010/9)

面白かった。17歳の高校生シンジに、大杉栄が憑依する。そのアイデアが小説の核なのだが、大杉だけではなく著者自身ものりうつっているかのようだ。それぐらい随所に中森明夫があふれてる。たとえば、インターネットを「インターナショナル・ネットワークの…