2010-07-13から1日間の記事一覧

司修解説『ロック母』(講談社文庫、2010/6)

これまで単行本に収録されなかった作品をまとめた短編集。いってみれば余りものなのだが、だからこそ作家の特徴が強くにじみ出る。 描くのは大問題ではなく日常の細々としたこと。一見ふしぎな行動も読み終えるころには納得させられてしまう。